後半戦のスタートとなった第10戦インディアナポリスGPは、フリー走行、予選、ウォームアップと、すべてのセッションでトップタイムをマークし、完ぺきな状態で決勝を迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、決勝でも危なげない走りで優勝しました。

オープニングラップは、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、チームメートのダニ・ペドロサに続いて3番手を走行。序盤は、この3選手がトップグループを形成しました。そのあともハイペースでラップを重ねた3選手は、緊張感あふれる接近戦を繰り広げます。しかし、中盤の9周目には、3番手を走っていたマルケスが、ペドロサをかわして2番手に浮上。13周目にはロレンソもパスしてトップに立ち、ここから一気にペースを上げたマルケスが、後続の2人を引き離して、悠々と独走優勝を果たしました。

フリー走行、予選と、ライバルにアドバンテージを感じさせる走りをみせてきたマルケスは、決勝でもトップに立ってからペースを上げる余裕の走りを披露。これで、ドイツGP、アメリカGPに続く3連勝で、今季4勝目。1978年にケニー・ロバーツが達成したルーキーシーズン最多勝記録の4勝に並びました。また、最高峰クラス3連勝とルーキー通算4勝は、ともに、最年少記録樹立となりました。

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