ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソが独走で今季5勝目を飾った。チームメイトのV・ロッシは4位。モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローは6位、 B・スミスは11位だった。

予選2番手から発進のロレンソは、閃光のごとくスタートを決め、真っ先に第1コーナーへ飛び込んだ。その強さは圧倒的で、オープニングラップですでに1秒以上のアドバンテージ。3周目にはD・ペドロサ(ホンダ)以下2番手グループに2秒以上の差をつけ た。その後も徐々に差は拡大。18周目、ペドロサをかわしたM・マルケス(ホンダ)が2番手に上ってくるが、この時すでに2.9秒に差を広げていた。その後、マルケスとペドロサが激しい2位争いを見せている間に、さらに差は広がって23周目には4.3秒の差。終盤もペースを緩めることなくトップを走りきったロレンソがトップでゴールした。

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